サウナは、世界中で愛されている健康法の1つであり、長年にわたって様々な文化の中で発展してきました。
サウナを楽しむためには、その文化や言葉に詳しくなることが大切です。
そこで今回は、週3でサウナに通っている筆者が、サウナを楽しむ上で必要不可欠なサウナ用語17選を紹介します。
サウナ用語を知ることで、サウナの世界をより深く理解し、よりサウナを楽しめるでしょう。

Contents
サウナ用語17選
以下に、サウナ用語を一言で簡単に紹介します。
- ロウリュ:サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させること
- フィンランド式サウナ:熱い石に水をかけて蒸気を発生させる伝統的なサウナ
- バーニャ:ロシアの伝統的なサウナ
- サウナストーン:サウナ内で加熱された石
- サウナハット:サウナで頭部を保護するために使用される帽子
- サウナタオル:サウナで使用されるタオル
- サウナスーツ:サウナで着用する特殊な衣服
- ヒートショックプロテイン:サウナやホットヨガなどの高温環境によって刺激を受けた細胞が産生するタンパク質
- サウナヨガ:サウナ内でのヨガ
- オロポ:オロナミンCとポカリスエットを組み合わせて作られる飲み物
- サウナー:サウナに熱中する人
- ととのう:サウナに入って身体を温めた後、身体を冷やしてリフレッシュするプロセス
- サウナ飯:サウナの後に食べる食事
- サ活:「サウナ」と「活動」を合わせた言葉
- ドラクエ:複数人でサウナに入っている際に、一緒に行動すること
- あまみ:サウナに入浴した後に、腕や足などの皮膚に赤い斑点ができる現象
- 羽衣:体の表面に薄い膜ができ、冷たさを感じなくなる感覚
それぞれのサウナ用語について、詳しく解説していきます。
ロウリュ
ロウリュとは、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることです。
ロウリュでは、水に香りのよいオイルやハーブを加え、水蒸気による香りの効果を楽しむこともあります。
フィンランド式サウナやロシアのバーニャなど、さまざまなサウナ文化で実践されています。
フィンランド式サウナ
フィンランド式サウナは、フィンランドをはじめとする北欧地域で伝統的に実践されているサウナのスタイルの1つです。
通常、サウナ内に木製のベンチがあり、サウナストーブに熱した石を載せ、水をかけることで蒸気を発生させます。
フィンランド式サウナは、ストレスの緩和や血流の促進、肌の美容効果など、さまざまな健康効果があるとされています。
また、文化的な価値や社交的なイベントとしても重要な役割を果たしており、家族や友人と一緒にサウナに入ることが一般的です。
フィンランドでは、国民的な文化として認知され、世界中の多くの人々に愛されています。
バーニャ
バーニャは、ロシアを中心に広く実践されている伝統的なサウナのスタイルです。
バーニャの伝統は、ロシアだけでなく、周辺の国々にも広がっています。
サウナストーン
サウナストーンとは、サウナ内で使用される加熱された石のことです。
サウナストーブの上に積み上げられ、加熱されたサウナストーンに水をかけることで、蒸気を発生させます。
サウナストーンは熱を貯蔵でき、蒸気を発生させることによって、湿度を上げ、サウナ内の温度を高めます。
サウナハット
サウナハットは、サウナで使用される帽子のことです。
通常は、毛糸やフェルトなどの材料で作られ、頭部を覆うようにデザインされています。
サウナハットは、サウナ内の高温環境において、頭部を保護するために使用されます。
サウナハットは、頭部の保護に加え、汗を拭き取ったり、湿度を調節したりするのに役立ちますよ。
サウナタオル
サウナで使用する特別なタオルのことです。
サウナタオルは、通常のバスタオルよりも大きく、薄く、吸水性が高い素材で作られています。
サウナタオルは、サウナ内での汗や水分を拭き取るために使用されます。
多くの場合、サウナ内で販売されており、一般的にはレンタルサービスも提供されていますよ。
また、自分用のサウナタオルを持ち込むことも可能です。

サウナスーツ
サウナスーツは、サウナで使用する特別なスーツのことです。
通常、ポリエステルやナイロンなどの素材で作られ、身体を覆うようにデザインされています。
サウナスーツは、身体を包み込むことで、身体を温め、汗をかきやすくする効果が期待できるようです。
ヒートショックプロテイン
ヒートショックプロテインは、サウナやホットヨガなどの高温環境によって刺激を受けた細胞が産生するタンパク質です。
ヒートショックプロテインは、身体の防御機能を強化するために重要な役割を果たし、細胞の修復や老化防止にも役立つといわれています。
サウナヨガ
サウナヨガは、サウナ内で行われるヨガのことです。
通常、高温多湿の環境下で行われるため、身体をより深くリラックスさせ、身体の柔軟性を高められるようです。
サウナヨガは、専用のスタジオで行われることもありますが、サウナ内で行われることもあります。
サウナ内でのサウナヨガは、通常は専門のインストラクターによって指導されます。
サウナヨガを行う際には、適切な水分補給を行い、身体への負荷を適度に調整することが重要です。
オロポ
オロナミンCとポカリスエットを組み合わせて作られる飲み物です。
オロナミンCは、疲れた身体を元気にするための栄養補助食品であり、ポカリスエットは、運動中の水分やミネラル補給に適したスポーツドリンクですよね。
サウナのような高温環境下では、身体が水分やミネラルを失いやすくなりますので、水分補給は重要です。
オロナミンCとポカリスエットを混ぜた飲み物は、水分と栄養素の両方を補充できるため、サウナ上がりに飲むことが適しているとされます。
サウナー
「サウナー」という用語は、サウナを愛好する人たちを指す言葉です。
サウナーは、サウナ文化を愛し、サウナでの入浴を積極的に取り入れている人たちを指します。
サウナーは、健康やリラックス、ストレス解消などの目的でサウナを利用することが多いとされています。
サウナーは、様々な年齢層や職業の人たちが含まれ、中にはサウナを趣味として取り入れる人たちや、専門家としてサウナに関する研究や啓蒙活動を行う人たちもいるようです。
また、サウナー同士での交流を深めるためのコミュニティやイベントもあり、サウナー同士のつながりが広がっています。
ととのう
「ととのう」とは、サウナに入って身体を温めた後、身体を冷やしてリフレッシュするプロセスのことを指します。
サウナでの「ととのう」は、身体を温めて血流を促進した後、急激に身体を冷やすことによって、身体の循環を改善し、身体をリフレッシュすることが目的です。
一般的には、サウナから出て水風呂やシャワーで身体を冷やす方法が取られます。
サウナでの「ととのう」は、サウナ文化の重要な要素であり、サウナを楽しむ上で欠かせないプロセスの1つです。
サウナ飯
「サウナ飯」とは、サウナの後に食べる食事のことを指します。
サウナを楽しむためには、十分な水分と栄養補給が必要であるため、サウナ後の食事は重要な要素となります。
サウナ飯は、サウナを終えた後に、身体を冷やしながら、リラックスした雰囲気の中で楽しめますよ。
一般的に、サウナ飯は軽いものが好まれます。

サ活
「サ活」は、「サウナ」と「活動」を合わせた言葉で、サウナを中心にした健康的なライフスタイルのことを指します。
サウナを楽しむだけでなく、サウナに関連する様々なアクティビティやイベントに参加することで、身体的、精神的な健康を追求することが目的とされます。
サ活は、健康志向のライフスタイルの1つです。
ドラクエ
サウナでの「ドラクエ」とは、複数人でサウナに入っている際に、一緒に行動することを指します。
ドラクエのパーティーのように、1人で行動するのではなく、仲間と一緒に行動するという意味合いがあります。
サウナ内だけでなく、水風呂や外気浴、休憩室などでも、一緒に行動することが多いです。
サウナ内は静かで、一人で静かにリラックスすることを求められる場所です。
団体での行動は、他の利用者に迷惑をかけることになる可能性があるため、避けるべきかもしれません。
サウナ利用時は、周りの方に配慮し、静かに過ごすことが大切です。
あまみ
「あまみ」とは、サウナに入浴した後に、腕や足などの皮膚に赤い斑点ができる現象のことを指します。
あまり一般的な用語ではありませんが、サウナ利用者の間ではよく知られており、キリンやジラフのような柄で現れることが多いとされています。
この現象は、初めて見た人には驚きや不安を感じることがあるかもしれませんが、一般的には健康上の問題はなく、しばらくすると自然に消えていくそうです。
ただし、あまりにも症状が強い場合や、痛みやかゆみがある場合などには、医師に相談することをおすすめします。
羽衣
サウナ後の水風呂に入る際に感じる現象を「羽衣(はごろも)」と呼びます。
水風呂に入ると最初は冷たさを感じますが、一定時間が経つと体の表面に薄い膜ができる感覚になり、それによって冷たさを感じなくなるとされています。
サウナ用語のまとめ
本記事では、サウナに関連する代表的な用語17選を紹介しました。
サウナの文化や習慣について理解することで、サウナをより深く楽しめます。
また、サウナは身体と心の健康に効果的であるとされ、世界中で愛されている健康法の1つです。
サウナを通じて、健康的なライフスタイルを実践してみてください。