パソコン作業に欠かせないマウス。しかし、一般的な光学式マウスではデスクスペースを広く使う必要があり、動作範囲が制限されることもあります。そこで注目されているのが「トラックボールマウス」です。
本記事では、トラックボールマウスのメリット・デメリットを詳しく解説し、どのような作業に向いているのかを紹介します。さらに、おすすめのモデルや選び方のポイントについても触れていきます。
トラックボールマウスとは?
トラックボールマウスは、本体を動かさずにボールを回転させることでカーソルを操作する特殊なマウスです。親指や人差し指でボールを回すため、従来のマウスとは異なる操作感を楽しむことができます。
ロジクールをはじめ、多くのメーカーからさまざまなモデルが販売されており、用途に応じた選択が可能です。
トラックボールマウスのメリット

トラックボールマウスには、従来の光学式マウスにはない利点が多くあります。特に、省スペースでの操作性や細かいカーソル移動のしやすさが魅力です。ここでは、トラックボールマウスを使用することの主なメリットを紹介します。
1. 狭いスペースでも快適に操作できる
トラックボールマウスは、本体を動かす必要がないため、マウスパッドが不要です。狭いデスクや膝の上でも快適に操作でき、カフェや移動中の作業にも最適です。デスクスペースを有効活用したい人にとって、大きな利点となるでしょう。
2. 高精度なカーソル操作
ボールの回転でカーソルを動かすため、細かな操作がしやすいのが特徴です。グラフィックデザインや表計算ソフト(エクセル)などの作業にも向いています。光学式マウスと異なり、限られたスペースでも精密な操作が可能です。
3. 独特な操作感で効率アップ
トラックボールマウスは、指先の動きだけで操作できるため、慣れるとスムーズに作業が進みます。特に、プログラミングやデータ入力などの長時間作業では、独特の操作感が作業効率向上に寄与することがあります。
トラックボールマウスのデメリット
一方で、トラックボールマウスにはデメリットもあります。従来のマウスとは異なる動作原理のため、初めて使う人には違和感があるかもしれません。ここでは、主なデメリットについて説明します。
1. 慣れが必要
従来のマウスとは操作方法が異なるため、最初は使いにくいと感じることも。特に、親指や人差し指の動かし方に慣れるまで時間がかかる場合があります。
「トラックボール やめた」と感じる人もいるかもしれませんが、1~2週間ほど使い続けることで、快適に操作できるようになるでしょう。
2. 手のサイズによる向き・不向き
トラックボールのサイズによっては、操作しにくいことがあります。自分の手に合ったサイズのモデルを選ぶことが重要です。
3. ゲームには不向き?
トラックボールマウスは、FPSなどの素早いマウス操作が求められるゲームにはあまり向いていません。ただし、戦略系ゲームやシミュレーションゲームでは快適に使える場合も。
おすすめのトラックボールマウス
トラックボールマウスは、さまざまなメーカーから発売されており、形状や機能も多種多様です。ここでは、特に人気のあるおすすめモデルを紹介します。
1. ロジクール M575(ワイヤレス)
特徴:
- Bluetooth & Unifying対応
- 電池寿命最大24ヶ月
- 人間工学に基づいたデザイン
ロジクールの人気モデルで、多くのユーザーから高評価を得ています。
2. エレコム HUGE(人差し指・中指操作タイプ)
特徴:
- 大型ボールで精密な操作が可能
- 多ボタン搭載でカスタマイズ性が高い
- 人差し指・中指操作に適した設計
まとめ:トラックボールマウスで作業効率アップ!
トラックボールマウスは、デスクスペースを有効活用しながら高精度な操作を可能にする便利なデバイスです。特に、デスクワークが多い方やエクセルを頻繁に使う方におすすめです。
「トラックボールマウスは使いにくい」と感じることがあるかもしれませんが、慣れれば従来のマウスには戻れなくなるほど快適に。ぜひ、自分に合ったモデルを見つけて、作業効率を向上させてみてください!