『カササギ殺人事件』の簡単なあらすじを教えてほしい!
『カササギ殺人事件』の特徴や感想を知りたい!
こういったお悩みを解決します。
- 『カササギ殺人事件』のあらすじ(ネタバレなし)
- 『カササギ殺人事件』の感想・レビュー
本記事では、アンソニー・ホロヴィッツさんの著書『カササギ殺人事件』のあらすじと感想を紹介します。なお、実際に運営者(ヒロキタナカ)が読んだおすすめの本を取り上げています。
『カササギ殺人事件』はこんな作品
- 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
- 書誌:東京創元社・2018年・345ページ
- 受賞・候補歴:このミステリーがすごい!、週刊文春ミステリーベスト10、本格ミステリ・ベスト10など
- 映像化・メディアミックス:ドラマ
- Audible:ナレーター佐々木 望/13 時間 5 分/聴き放題対象(2026年7月時点)
『カササギ殺人事件』あらすじ
『カササギ殺人事件』の簡単なあらすじを紹介します。
あらすじ:カササギ殺人事件
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀が行われました。彼女は鍵のかかった屋敷の階段下で倒れていましたが、死因は掃除機のコードに足を引っかけたことなのか、それとも他の理由があったのか不明。
この事件は村の人々に影響を与え、消えた毒薬や謎の訪問者、第二の死など、さまざまな疑問が生じます。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントが、これらの謎を解き明かしていきます。
特徴:カササギ殺人事件
「カササギ殺人事件」(原題:Magpie Murders)は、2016年に刊行されたイギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツによる推理小説です。スーザン・ライランド・シリーズの第1作。
アガサ・クリスティへのオマージュ作品でもあります。
多くの賞を受賞しており、『このミステリーがすごい!』、週刊文春ミステリーベスト10、本格ミステリ・ベスト10、ミステリが読みたい!の海外部門で4冠を達成し、2019年本屋大賞翻訳小説部門で第1位になるなど、高い評価を受けています。
こんな人におすすめ
- 海外ミステリーが好きな人
- 洋書に興味がある人
| 『カササギ殺人事件』 | 情報 |
|---|---|
| 著者 | アンソニー・ホロヴィッツ |
| 出版社 | 東京創元社 |
| 発行年 | 2018年 |
| ページ数 | 345ページ |
| 受賞・候補歴 | このミステリーがすごい!、週刊文春ミステリーベスト10、本格ミステリ・ベスト10など |
| メディアミックス | ドラマ |
『カササギ殺人事件』の主要登場人物と、二重構造の関係
この作品の登場人物を「相関図」で整理しようとすると、たいてい途中で混乱します。理由ははっきりしていて、本作が「小説の中に、もう一冊の小説が丸ごと入っている」二重構造だからです。人物は現代パートと作中作パートに分かれていて、同じ一枚の図には収まりません。
| パート | 人物 | 立場 |
|---|---|---|
| 現代 | スーザン・ライランド | 出版社の編集者。作家アラン・コンウェイの原稿を受け取るところから物語が動きだす |
| 現代 | アラン・コンウェイ | ベストセラー作家。作中作『カササギ殺人事件』の書き手 |
| 作中作 | アティカス・ピュント | 作中作の主人公である名探偵。イギリスの村で起きた事件を追う |
つまり、読者はまずスーザン(現代)を通して、ピュント(作中作)の物語を読むという形になります。この入れ子がそのまま仕掛けにつながっているので、序盤で「登場人物が多い」と感じても、どちらのパートの人物かだけ意識しておけば読み進められます。
なお、作中作パートはアガサ・クリスティを思わせる、イギリスの村を舞台にした古典的な本格ミステリの形式で書かれています。ここも本作の読みどころのひとつです。
『カササギ殺人事件』の原題とシリーズの読む順番
原題は『Magpie Murders』。Magpie(マグパイ)は鳥のカササギのことで、英国では数え歌で吉凶を占う対象として知られる鳥です。著者はアンソニー・ホロヴィッツ、原書は2017年の刊行です。
本作は〈カササギ殺人事件〉シリーズの1作目にあたります。読む順番は次のとおりです。
- 『カササギ殺人事件』(原題:Magpie Murders)
- 『ヨルガオ殺人事件』(原題:Moonflower Murders)
- 『マーブル館殺人事件』
物語の仕掛け上、1作目から順に読むのがおすすめです。
『カササギ殺人事件』感想・レビュー
上下巻になっています。劇中劇の珍しい作品。ミステリファンは必読です!
すごいミステリ小説は?て言われたら迷わずカササギ殺人事件、ヨルガオ殺人事件を推すね
— 外道 はぐれメタル (@e9JquZY82CNpVhb) December 30, 2023
アンソニー・ホロヴィッツやばすぎる
カササギ殺人事件、これが『探偵小説』ですというくらいベッタベタな展開だァ~!と思いウキウキしながら下巻を読み始めたら「あーはいはいそういうパターンね」となった。面白いです
— 橙空 (@ToA_ar48) December 30, 2023
小説「カササギ殺人事件」を読了。
— あるぱか (@jinchikamo27936) December 8, 2023
初めてのホロヴィッツ作品。正直なところ少し肩透かし感もあった。推理小説は前情報なく読んだほうがいい。それでも十分面白く驚きもした。ネタバレになるので内容は言わないが従来の推理小説には無い要素がポイントだろう。読んで損はしない作品。
※本記事は、X社(旧Twitter社)の「ユーザーの権利とコンテンツの許諾」をもとにポストを掲載しています。
ドラマ版『カササギ殺人事件』のキャストと話数
本作は2022年にイギリスでドラマ化されています。脚色を担当したのは原作者のアンソニー・ホロヴィッツ本人で、全6話・1話あたり約60分の構成です。日本ではミステリーチャンネル(旧AXNミステリー)で放送されています。
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| スーザン・ライランド | レスリー・マンヴィル |
| アラン・コンウェイ | コンリース・ヒル |
| アティカス・ピュント | ティム・マクマラン |
原作の二重構造をどう映像にするかが見どころになる作品ですが、筆者が触れているのは原作のみです。ドラマ版については、ミステリーチャンネルの番組ページで公開されている情報にもとづいて記載しています。配信・放送の状況は変わるため、視聴前に各サービスで最新の状況をご確認ください。
『カササギ殺人事件』以外の作品もチェック!
アンソニー・ホロヴィッツさんのほかの作品は、以下のリンクからご確認ください。
『カササギ殺人事件』あらすじと感想のまとめ
アンソニー・ホロヴィッツさんは、ほかにも『メインテーマは殺人』などを発表しています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
『カササギ殺人事件』のよくある質問
『カササギ殺人事件』の原題は?
原題は『Magpie Murders』です。Magpieは鳥のカササギを指します。著者はアンソニー・ホロヴィッツ、原書の刊行は2017年です。
続編はありますか?読む順番は?
あります。〈カササギ殺人事件〉シリーズとして『カササギ殺人事件』→『ヨルガオ殺人事件』→『マーブル館殺人事件』と続きます。仕掛けの性質上、1作目から順に読むのがおすすめです。
ネタバレを読まずに楽しめますか?
この記事はネタバレを含みません。本作は構成そのものが仕掛けになっているため、事前情報が少ないほど驚けます。あらすじと雰囲気だけ把握して読み始めるのがおすすめです。
ミステリー初心者でも読めますか?
読めます。古典ミステリへのオマージュが下敷きにありますが、元ネタを知らなくても物語として成立します。知っていればより楽しめる、という作りです。
Audibleで聴けますか?
聴けます。詳しくは次の項目で紹介しています。
『カササギ殺人事件』はAudibleで聴けます
『カササギ殺人事件』はAudible(オーディブル)でオーディオブックとしても配信されています。本作は聴き放題の対象です(2026年7月時点)。
※30日間の無料体験あり・いつでも解約できます(2026年7月時点)
| ナレーター | 佐々木 望 |
| 再生時間 | 13 時間 5 分 |
| 聴き放題 | 対象 |
Audibleで聴けるほかのおすすめミステリーは、こちらの記事でまとめて紹介しています。

どんでん返しが楽しめる小説は、こちらの記事でまとめて紹介しています。










