(書籍の画像は「Amazon.co.jp」より引用)


こういった悩みを解決します。
本記事の内容
- 『限りなく透明に近いブルー』のあらすじ
- 『限りなく透明に近いブルー』の感想

本記事では、村上龍さんの著書『限りなく透明に近いブルー』のあらすじと感想を紹介します。
アーティステックな文章に酔いしれたい人におすすめです。
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『限りなく透明に近いブルー』あらすじ
『限りなく透明に近いブルー』の簡単なあらすじを紹介します。
あらすじ:限りなく透明に近いブルー
米軍基地の街・東京都福生市が舞台で、通称「ハウス」と呼ばれるアパートの一室が物語の中心です。
主人公のリュウや、複数の男女がクスリ・セックス・暴力・兵士との交流などに明け暮れていました。
何の変化も起こらない日常を過ごす中で、リュウは仲間たちを客観視。ハウスの中で、仲間たちは退廃していきます。
そして、ハウスから仲間たちが去っていくことに。リュウの瞳には、いつかの幻覚が鳥のように見えました。
荒廃した日々の向こう側に、希望はあるのでしょうか。
特徴:限りなく透明に近いブルー
『群像』の1976年6月号に載った作品。
筆者の代表作として知られ、芥川賞を受賞しています。
東京・福生を舞台に、ハウスと呼ばれるアパートの一室で繰り広げられる物語。
セックス、ドラッグ、暴力、兵士との交流。
主人公と、複数の男女の荒廃した日々が描かれています。
いつの間に仲間たちはハウスから去り、主人公の目には幻覚の黒い鳥が見えたのでした。
こんな人におすすめ
当時の文学界に衝撃を与えた作品が気になる人
詩的な文章が好きな人
村上龍作品を読んでみたい人
著者 | 村上龍 | ページ数 | 209 |
出版社 | 講談社 | 受賞・候補歴 | 群像新人文学賞・芥川賞 |
発行年 | 1976 | メディアミックス | - |
『限りなく透明に近いブルー』感想
『限りなく透明に近いブルー』の感想を紹介します。
ツイート:限りなく透明に近いブルー
限りなく透明に近いブルー / 村上龍 #読了
彼らにとって、それは奇行ではない。生々しく退廃的な日々。酒、暴力、麻薬、性。世界をよく観察して頭の中に街を作る傍観者。叫び、ただそれを見ている。「傷口に染みるように入ってきた冷たい風」という文が忘れられない。一文一文に重みがある作品。 pic.twitter.com/4Qf2KHDL3P
— rnisa (@m_alisr9) July 28, 2021
村上龍『限りなく透明に近いブルー』#読了
初めて村上龍さんの小説を読みましたが、なんという圧倒的な文章なのだろうか。胸にドッと流れ込んでくる。
そしてリュウの全てのことを視ることで耐えられなくなっていく感覚は、自分が高校生くらいの時に感じたものと似てるなと思いました。 pic.twitter.com/3arjGOwuVH— ななし (@74Nanashi) June 15, 2021
※Twitter社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてツイートを引用
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『限りなく透明に近いブルー』あらすじと感想のまとめ
著者は、ほかにも『半島を出よ』などを発表しています。興味をもった人は、こちらも手に取ってみてはいかがでしょうか。
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