(書籍の画像は「Amazon.co.jp」より引用)


こういった悩みを解決します。
本記事の内容
- 『海辺のカフカ』のあらすじ
- 『海辺のカフカ』の感想

本記事では、村上春樹さんの著書『海辺のカフカ』のあらすじと感想を紹介します。
『海辺のカフカ』あらすじ
『海辺のカフカ』の簡単なあらすじを紹介します。
あらすじ:海辺のカフカ
世界一タフな少年を目指す主人公の田村カフカは、中野区に住む15歳の中学3年生。
父にかけられた呪いから逃れるべく、深夜バスで四国の高松へ向かいます。
高松の小さな図書館に通うようになるものの、ある日目覚めると自分が森の中で倒れていました。
カフカは、その夜にバスで出会った「さくら」の家に一泊させてもらうことに。
翌日からは、図書館で寝泊まりするようになります。
一方で猫と話のできるナカタは、文字の読めない老人でした。
2人のストーリーが、次第につながっていきます。
特徴:海辺のカフカ
ギリシャ悲劇・日本の古典文学をベースとした長編小説です。
中野区に住む15歳の少年・カフカは家を出て、高松の図書館にたどり着きます。
一方で、猫語を話すナカタさんは、猫探しを得意していました。
カフカが不思議な世界でさまざまな人に出会い、成長していく物語です。
こんな人におすすめ
上下巻ある長編小説でじっくり楽しみたい人
不思議な世界観に浸りたい人
村上ワールド全開の作品に触れたい人
著者 | 村上春樹 | ページ数 | 496 |
出版社 | 新潮社 | 受賞・候補歴 | - |
発行年 | 2005 | メディアミックス | - |
背景:海辺のカフカ
世界背景は『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』と『ねじまき鳥クロニクル』を合わせたものがベースになっています。
読み進めていくうちに謎が明らかになっていく推理小説のような手法や、世界を異にする主人公が描かれるパラレル進行など。
『海辺のカフカ』のホームページが、2002年9月から2003年2月まで存在していました。
その間に国内外から寄せられた感想・質問は『少年カフカ』に収録。
様々な解釈ができる物語展開なので、多くの質問が集まっていました。
しかし、村上春樹さんは読者の解釈を重視しているため、明確な回答は出していません。
参考:Wikipedia
『海辺のカフカ』感想
『海辺のカフカ』の感想を紹介します。
ツイート:海辺のカフカ
市民図書館で
村上春樹 著 『海辺のカフカ』下巻
を、読んでいる。
とても面白い。でも、そろそろ職場に行かなければ…今日は午後から出勤。 pic.twitter.com/sx4XL1JUDz— 白桃母 (@pinkpeachmama1) December 15, 2021
村上春樹『海辺のカフカ』
こちらも前回入院してた時に読んでいた本で、自分にとって初めての村上春樹作品でした
この作品を選んだ理由は作中に「レディオヘッド」のアルバムが出てくるから
小説に音楽、ファッション、料理を上手く取り入れるセンスは本当に凄いと思っています pic.twitter.com/i7VuFVhIbl
— Shin | シンプルライフログ (@lifelog_simple) December 15, 2021
※Twitter社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてツイートを引用
感想をチェックすると、センスや世界観の評価が高いことがわかります。
村上春樹さんに特有のおしゃれな雰囲気が好きな人は、チェックしてみてください。
村上春樹さんの作品は、エッセイでも同様の雰囲気を楽しめます。
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『海辺のカフカ』以外の作品もチェック!
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『海辺のカフカ』あらすじと感想のまとめ
著者の代表作は『ノルウェイの森』。興味をもった人は、こちらも手に取ってみてはいかがでしょうか。
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