(書籍の画像は「Amazon.co.jp」より引用)
こんにちは。ヒロキタナカ(@hiroky_info)です。
選書サービスを運営している筆者が、過去に選んだ『地上最後の刑事』について紹介します。

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『地上最後の刑事』(ベン・H・ウィンタース)
基本情報
- 出版社:早川書房
- 発行年:2016年
- ページ数:382ページ
- 受賞・候補歴:アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞
- メディアミックス:-
ファストフード店のトイレで死体で発見された男性は、未来を悲観して自殺したのだと思われた。半年後、小惑星が地球に衝突して人類は壊滅すると予測されているのだ。しかし新人刑事パレスは、死者の衣類の中で首を吊ったベルトだけが高級品だと気づき、他殺を疑う。同僚たちに呆れられながらも彼は地道な捜査をはじめる。世界はもうすぐなくなるというのに……なぜ捜査をつづけるのか? そう自らに問いつつも粛々と職務をまっとうしようとする刑事を描くアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作!
(文章は「Amazon.co.jp」より引用)
レビュー:『地上最後の刑事』
半年後に小惑星が衝突すると予測された世界を舞台としたミステリーです。
あるファーストフード店で見つかった死体を、誰もが未来を悲観した自殺だと考えていました。
しかし刑事になったばかりの主人公・パレスは、他殺を疑います。
未来のない世界で、執念の捜査を続ける姿に魅せられるでしょう。
絶望的な舞台で繰り広げられるミステリーに興味をそそられた人に、おすすめです。
レビューツイート:『地上最後の刑事』
「地上最後の刑事」三部作はもうすぐ隕石が落ちて何もかも終る世界で殺人事件を捜査する刑事の話。今まで読んだ中でも最高にユニークな小説の1つで、定期的に読み返したくなる。シリーズを通して刑事の妹がキーになっていて、人は妹を探す主人公には感情移入せずにはいられない pic.twitter.com/t6RC6swlIm
— とがわ (@togawa_a) March 16, 2020
『地上最後の刑事』は「半年後の隕石衝突で人類がほぼ滅亡すると確定した世界」の刑事小説という怪傑作なのですが「(衝突予測発表時の大恐慌で)倒産したマクドナルドの店舗跡に、勝手に居ついて勝手にサンドイッチ売っているおじさん」がいて、みんな相変わらずマックと呼んでいるのが好きです。 pic.twitter.com/G1z8pdWa4w
— 古河絶水 (@NarouUtarou) July 20, 2020
ベン・H・ウィンタース『地上最後の刑事』 #読了
小惑星と衝突して人類が滅びることが判明した地球。主人公の刑事はマクドナルドのトイレで首を吊った男の死体を見つける。
乾いた筆致で淡々と描写される、諦観漂う人々の生活が良い。設定とは裏腹に基本に忠実なハードボイルドだった。 pic.twitter.com/idxF6trrZv
— あかいねじ (@akinesia_hatena) May 18, 2021
※Twitter社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてツイートを引用
『地上最後の刑事』以外の作品もチェック!
ベン・H・ウィンタースさんのほかの作品は、以下のリンクからご確認ください。
まとめ
著者は、ほかにも『世界の終わりの七日間』などを発表しています。興味をもった人は、こちらも手に取ってみてはいかがでしょうか。
なお、自分に合った本を選んでほしい人は選書サービス 雨音選書をチェックしてみてください。
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